βグルカン協議会

 標記の件、下記の通り、β-グルカン協議会のオンラインシンポジウムを行いますのでご案内致します。

 例年β-グルカン協議会では展示会等においてシンポジウムを開催してきましたが、
新型コロナウィルス感染症への対策として、本年度はオンライン開催することといたしました。
 今回は、従来の栄養学に「いつ」「どのように」食べるかの視点を加えた、
時間栄養学をご専門としてご活躍されている、愛国学園短期大学 古谷彰子先生をお迎えしてご講演いただくとともに、
協議会会員企業による講演2題を予定しております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

日時:2021年12月20日(月)15:00~17:00
場所:Zoomオンライン配信

申 込
βグルカン協議会のHP→イベント申し込み・お問合せ→「題名」「お問合せ内容」にオンラインシンポジウムへの参加希望と記載して申込をお願いします。
先着500名様限定とさせていただきます。ご了承下さい。

βグルカン協議会のHP:https://www.bga.jp/mailform/contact/index.php

配信方法:申込いただいた方に別途メールにてご連絡差し上げます。

費 用:無料

参加申し込み締め切り日:12月17日(金)

時間発表題名発表者
15:00開会のご挨拶β-グルカン協議会会長
東京薬科大学 名誉教授 大野尚仁先生
15:05β-グルカン協議会の紹介β-グルカン協議会事務局
15:10時間栄養学から考える食物繊維愛国学園短期大学
古谷 彰子先生
15:50霊芝特有の有効成分及び
その機能性について
株式会社北海道霊芝 
研究開発室室長 許 善花様
16:20日本初 大麦糠から抽出した
大麦β-グルカンとその可能性
有限会社伊東精麦所 
代表取締役 伊東清一郎様
16:55閉会のご挨拶大野尚仁先生

要旨

「時間栄養学から考える食物繊維」愛国学園短期大学 古谷 彰子先生

 近年、朝食は生活リズムを整える可能性があり,食事近年、朝食は生活リズムを整える可能性があり,食事摂取の方法が体調を整える手段として有効であるという知見が浸透しその普及活動が盛んになりはじめている.このような時間栄養学を意識した健康維持法は政府機関をはじめ、メディアや雑誌などで大きく取り上げられ,欠食をはじめとした不規則な食生活が体内時計を乱すという概念が浸透している側面もうかがえる.「日本人の食事摂取基準(2015年度版)」策定検討会報告書においても,初めて時間栄養学の観点が取り上げられ,時間栄養学を基にした疾病予防・改善は今後重要な課題となっていくと考える.一方で「遅い夕食は肥満になる」,「まとめ食いは太る」といった時間栄養学な側面は,体内時計が食事のタイミングに影響を及ぼす例であり,栄養物の吸収・消化・代謝に関わる酵素の遺伝子発現や活性が体内時計の支配下にあることが多い.そのため,食物・栄養の働きに体内時計が深く関わっている可能性は十分に考えることができる.私たちは、ヒトに応用した場合の時間栄養学的知見を構築するべく、日々実験に励んでいる。今回は食物繊維ということで、大麦に含まれる水溶性多糖類の(1,3)(1,4)-β-グルカンと、市販のスナック菓子に着目し、食事としていつ食べるべき栄養素であるのか、そしておやつとしての在り方について考えていく。栄養素として体内時計の同調作用に優れている食品だとしても,調理性の違いが影響する可能性があるし,臨床応用を考えた場合に,より嗜好性の高い美味しい献立を目指す必要があるなど,検討すべき課題は多い.最も効率的な調理および摂取方法を示し,栄養成分値として優れている献立だとしても,その中には血糖値の推移が芳しくないものがあったという我々の基礎実験データから考えても,机上の空論ではなく実践的な応用を兼ねた研究が重要である。
 さらに現在,我々は食育や栄養指導を行う際に時間栄養学を基にした調理および摂取方法の工夫を普及していく活動を実施しており,これらの成果の経過も一緒にお伝えしていきたい.摂取の方法が体調を整える手段として有効であるという知見が浸透しその普及活動が盛んになりはじめている.このような時間栄養学を意識した健康維持法は政府機関をはじめ、メディアや雑誌などで大きく取り上げられ,欠食をはじめとした不規則な食生活が体内時計を乱すという概念が浸透している側面もうかがえる.「日本人の食事摂取基準(2015年度版)」策定検討会報告書においても,初めて時間栄養学の観点が取り上げられ,時間栄養学を基にした疾病予防・改善は今後重要な課題となっていくと考える.一方で「遅い夕食は肥満になる」,「まとめ食いは太る」といった時間栄養学な側面は,体内時計が食事のタイミングに影響を及ぼす例であり,栄養物の吸収・消化・代謝に関わる酵素の遺伝子発現や活性が体内時計の支配下にあることが多い.そのため,食物・栄養の働きに体内時計が深く関わっている可能性は十分に考えることができる.私たちは、ヒトに応用した場合の時間栄養学的知見を構築するべく、日々実験に励んでいる。今回は食物繊維ということで、大麦に含まれる水溶性多糖類の(1,3)(1,4)-β-グルカンと、市販のスナック菓子に着目し、食事としていつ食べるべき栄養素であるのか、そしておやつとしての在り方について考えていく。栄養素として体内時計の同調作用に優れている食品だとしても,調理性の違いが影響する可能性があるし,臨床応用を考えた場合に,より嗜好性の高い美味しい献立を目指す必要があるなど,検討すべき課題は多い.最も効率的な調理および摂取方法を示し,栄養成分値として優れている献立だとしても,その中には血糖値の推移が芳しくないものがあったという我々の基礎実験データから考えても,机上の空論ではなく実践的な応用を兼ねた研究が重要である。
 さらに現在,我々は食育や栄養指導を行う際に時間栄養学を基にした調理および摂取方法の工夫を普及していく活動を実施しており,これらの成果の経過も一緒にお伝えしていきたい。